快適な住まいは「水回り」で決まる?

水回りとは、キッチン、お風呂、トイレ、洗面所などの水を使う設備や場所のことです。使い勝手の良い水回りは、家事の効率性などから、暮らしやすさに直結します。毎日使うスペースですので、水漏れやカビなどの不具合があると生活に支障が生じてしまうこともあるでしょう。また水回り設備は、修繕費が高くなりがちです。水回りのリノベーションの際は、以下の点について注意してください。

家族の年齢に合わせた設計を

水回りの使い勝手の良し悪しは、使う人の年齢によって異なります。例えば、小さなお子さんや高齢者のいるご家庭では、浴槽の深さや滑りにくい床材などの配慮が必要になるでしょう。リビングや脱衣所と浴室との温度差の軽減などにも配慮が必要かもしれません。生活導線を考えた設計にすると、暮らしやすさがグッと上がります。

設備は実物を見て決める

ユニットバスや流し台の使い心地は、カタログだけでは判断できません。メーカーのショールームなどで実物を見て確認することをおすすめします。休日にご家族みなさんでショールームに出かけて、家族の意見を聞いて決めるのも良いでしょう。

騒音トラブルを防ぐために

リノベーションの際は、給排水や換気だけでなく「音」にも注意が必要です。水を流す音は、上下階の部屋に響きます。騒音トラブルにならないように、配置や設備については業者とよく相談して決めましょう。

要注意!マンション特有の事情

マンションは、専有部分であっても、水回りは建物の構造や管理規約により制限されていることがあります。専有部分内の給排水管の大元となるパイプスペース(PS)は、共用部分にあり移動できません。専有部分内でも、排水のための勾配や換気ルートを確保するため、水回り設備の交換はできますが、移動には制限があります。また設備の容量などは変更できないこともあります。マンションそれぞれによって制限される内容は異なり、構造上は変更可能でも管理規約によって禁止されていることもあるのです。
そのため、事前確認がとても重要です。専門業者による構造確認、管理組合や管理会社への管理規約の確認をしてからリノベーションを進めてください。このように、マンション特有の事情がありますので、マンションのリノベーションの知識や経験が豊富な業者に依頼することをおすすめします。