中古マンション購入の諸費用とその節約方法とは?

新築と比べて購入価格の安い中古マンションですが、様々な諸費用がかかります。中古マンションの平均的な諸費用は、物件価格の6~9%。諸費用には、「不動産取得費用」と「ローン関連費用」の2つがあります。それぞれの内容と節約方法をご説明しましょう。

不動産取得費用

・不動産仲介業者を介した際にかかる仲介手数料
仲介手数料は、契約物件の成約金額×3.15%+63,000円(税込)が上限とされています。

節約方法:不動産仲介業者によって仲介手数料には差があり、中には無料の業者もあります。

・登記する際にかかる登録免許税
所有権を前の持ち主から自分に変更する必要があります。これを「所有権の移転登記」と言い、司法書士に依頼します。10~20万円ほどの費用が必要です。

節約方法:司法書士によって費用には差があります。

・契約書作成と印紙代
1,000万円以上5,000万円以下の物件であれば、作成費用は1万円ほどです。

・保険料(火災保険など)
火災保険は、補償内容によってランクが分かれ、高いランクを選び補償を厚くすると保険料は高くなります。

節約方法:不要な補償は削って節約しましょう。

・税金
固定資産税、都市計画税、不動産収得税などがあります。中古マンションの場合、経年劣化の理由から、「固定資産税評価額」が低くなり固定資産税を減らすことができます。

ローン関連費用

・ローン保証料
住宅ローンを組む際、連帯保証人をつける代わりに金融機関が指定する保証会社と契約を結びます。そのときにかかる費用がローン保証料です。

節約方法:住宅金融支援機構のフラット35や、金融機関で取り扱っている一部の住宅ローンでは無料のところもあります。住宅ローンで借りる金額を低くすると、保証料も安くなります。また、毎月払うよりも一括で前払いした方がトータルで安くなります。

・印紙代と事務手数料(融資手数料と提携ローン事務手数料)
約10万円以上の費用がかかります。

節約方法:複数のローンを組むと、印紙代や事務手数料が複数かかります。一つのローンにまとめて組むことで、事務手数料を低く抑えることができます。

・保証料 保険料
団信など、ローンの支払い主である世帯主にかける保険です。ケガや病気、世帯主が死亡した場合など、未納分のローンを免除してもらうことができます。

・抵当権設定費用
住宅ローンの返済が何らかの理由で滞り、返済が不可能になると、金融機関は土地や家を差し押さえます。そのための法的な登録を「抵当権の設定」と言います。抵当権の設定は司法書士に依頼し、費用はローン借入額の0.4%です。