【葛飾区の不動産屋さんが解説】間取り変更リノベーションのアイデア
これから中古物件を購入する方の中には、間取りを変更する大規模なリノベーションの実施を検討している方もいるでしょう。
間取りを変更すれば、希望に合ったあらゆるプランニングが可能になります。
今回は、具体的な間取り変更リノベーションのアイデアをいくつか紹介しますので、ぜひ参考にご覧ください。
リビングを広くするリノベーション
中古物件では、リビングを広くするリノベーションを検討してみましょう。
例えば、リビングに面する和室等がある間取りの場合、リノベーションでその部屋をなくせば、一気にリビングは広くなります。
具体的には、20畳以上のLDKを設けることも不可能ではありません。
また、2階建て以上の中古物件であれば、階段や廊下をLDKに取り込み、開放的な広々とした空間を生み出すという選択肢もあります。
もっといえば、リビングを広くすることで、家族が帰宅した際に必ずそこを通るような間取りにできます。
こうすれば、ファミリー層がコミュニケーションを取りやすい間取りが出来上がります。
家事をしやすくするリノベーション
主婦の方がいる世帯、あるいは子どもがいるファミリー世帯には、家事をしやすくするリノベーションもおすすめです。
例えば、元々設置されているキッチンをリノベーションし、対面式にすることで、炊事をしながらでも子どもの様子を見ることができます。
また、キッチンから洗濯機置き場、ベランダへと直接移動できる間取りにすることで、非常に便利な家事動線が完成します。
このとき、キッチン・洗濯機置き場・ベランダを同じ階に設置できればベストですね。
その他でいうと、玄関が必要以上に広い場合は減築し、そこに収納スペースを設けるのもアリでしょう。
日当たり、風通しを良くするリノベーション
リビングや寝室などを設置する場合は、日当たりと風通しを良くするためのリノベーションも検討してみましょう。
具体的には、リビングと寝室を南側に移動させることで、快適な環境を作ることができます。
また、この場合、リビングと寝室は必ずしも別の階に設ける必要はありません。
ただ、リビングも寝室も広くしたいのであれば、別階に設置した方が良いでしょう。
ちなみに、部屋の窓を1面増やすだけでも、採光と風通しはかなり良くなります。
個室を増やすリノベーション
子どもがまだ小さいファミリー世帯等では、なるべく個室を減らし、広々とした見通しの良い間取りにすることで、子育てがしやすくなります。
ただ、子どもが成長したり、新しい家族が増えたりすると、子ども部屋の設置も検討しなければいけません。
したがって、その場合は個室を増やすリノベーションを検討しましょう。
また、個室が必要なとき、後から大規模な工事をせずとも増やせるように、前もって区切る部屋を決めておき、間仕切りを設置できるようにしておくのもアリですね。
間取り変更リノベーションにかかる費用は?
間取り変更リノベーションをするにあたって、必ずといっていいほど必要になるのが、間仕切り壁の設置や撤去、クロスやフローリングの張り替え費用です。
では、これらのリノベーションには、一体どれくらいの費用がかかるのでしょうか?
具体的には以下の通りです。
間仕切り壁の設置:8~25万円程度(1箇所につき)
間仕切り壁の撤去:7~23万円程度(1箇所につき)
クロスの張り替え:1,000~1,500円/㎡
フローリングの張り替え:30,000~60,000円程度/畳
また、子ども部屋を新しく設ける場合には、クローゼットやウィークインクローゼットの設置費用もかかります。
もちろん、前もって間仕切り壁を設置できるようにしておいても、ドアは新たに設ける必要があるため、その設置費用も把握しておきましょう。
壁付けクローゼットの増設:10~48万円程度(1箇所につき)
ウォークインクローゼットの設置:18~80万円程度(1箇所につき)
ドアの増設:6~25万円程度/枚
ちなみに、間取り変更リノベーションにおいてかかる上記以外の費用は主に以下の通りとなっています。
リノベーション計画を立てる際には参考にしてください。
窓の増設:10~30万円程度/枚
窓の大きさ変更:25~50万円程度/枚
室内窓の設置:10~20万円程度/枚
キッチンの交換・移動:50~250万円程度
バスルームの交換・移動:50~150万円
洗面所の交換・移動:10~50万円
トイレの交換・移動:10~50万円
間取り変更リノベーションにおいて、水回りの交換や移動は特に大規模な工事となるため、費用はかなり高くなります。
具体的には、給排水設備工事や電気配線工事、排気ダクト工事などをしなければ、基本的に水回りを移動させることはできません。
まとめ
ここまで、具体的な間取り変更リノベーションのアイデア、そして費用について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
冒頭でも触れたように、間取りを変更すれば理想の住宅をつくれる可能性は高くなります。
ただ、その分費用はかかりますし、家族で住む場合は意見を統一させるのも難しいため、準備期間はしっかり設けるべきでしょう。
東京都葛飾区でリフォームやリノベーションをご検討の方は、ぜひ東宝ハウス城東にご相談ください。
常に皆さまの立場になって、より良いご提案をさせていただきます!
Column
過去の記事を見る-
【葛飾区の不動産屋さんが解説】屋根リノベーションのメリットと屋根材の種類
-
【墨田区の不動産屋さんが解説】住宅における主な壁スイッチのタイプ
-
【墨田区の不動産屋さんが解説】子ども部屋のリノベーションについて
-
【台東区の不動産屋さんが解説】リノベーション時に設置を検討したい設備
-
【台東区の不動産屋さんが解説】リビングに設置する窓の種類と特徴
-
【足立区の不動産屋さんが解説】各玄関リノベーションにかかる費用
-
【足立区の不動産屋さんが解説】各種外壁材におけるメリットとデメリット
-
【江東区の不動産屋さんが解説】屋根裏部屋のリノベーションについて
-
【江東区の不動産屋さんが解説】キッチンパントリーを設置する際のポイント
-
【葛飾区の不動産屋さんが解説】コロナ禍のリノベーション用物件探しはどう変わる?