
コラム
【台東区の不動産屋さんが解説】ワンランク上の住宅に設置したい設備

せっかくリノベーションをするのであれば、予算の許す限り多くの設備を設置し、ワンランク上の住宅を完成させたいという方もいるでしょう。
ここからは、設置することで住宅のグレードを一気にアップさせられるような、魅力的な設備の設置費用を中心に解説したいと思います。
興味がある方はぜひご覧ください。
サウナ
ワンランク上の住宅に設置したい設備としては、まず“サウナ”が挙げられます。
サウナと言えば、通常は温泉や銭湯に行ったときなどに利用するものですが、近年は家庭用のサウナを設置する方も増えています。
また、家庭用のサウナには、主に以下の3種類があります。
・遠赤外線サウナ
施主の好きな場所に設置できる、組み立て式のタイプです。
比較的温度が低く、身体への負担が少ないという特徴があります。
・ロウリュ式サウナ
熱く焼けた石に水をかけ、サウナルームに蒸気をこもらせるタイプです。
・ドライ式サウナ
サウナルームを80~100℃もの高温に保つサウナストーブの周りを、木製のベンチで取り囲むという昔ながらのタイプです。
サウナのリノベーション費用について
上記のサウナをリノベーションで設置する場合の費用は以下の通りです。
・遠赤外線サウナ:70万円程度~
・ロウリュ式サウナ:100万円~
・ドライ式サウナ:100万円~
ちあみに、住宅でサウナを利用する場合は、電気容量にも配慮しなければいけません。
サウナを稼働させるだけで、消費電力は2kw近く必要になるため、一般的な4~6kw契約では、ブレーカーが落ちてしまうことも考えられます。
プール
ワンランク上の住宅に設置したい設備には、“プール”も挙げられます。
海外のセレブが住む住宅などには、広々としたプールがついている印象がありますよね。
もちろん、日本の住宅でも、土地面積さえあればリノベーションでプールを設置することは可能です。
具体的には、約1m×2mの濾過機が設置でき、なおかつ希望するサイズのプールが設置できる庭さえあれば、十分施工できます。
プールのリノベーション費用について
プールのリノベーション費用は、当然希望するプールの広さや使用する濾過機の費用などによって大きく変わってきます。
平均的な費用は、約350~600万円程度と考えておきましょう。
また、プールのサイズに関しては、2.5m×5m、もしくは3.5m×7mあたりがスタンダードとなっています。
そして、プールを設置する上で必ず考慮していただきたいのが維持費です。
主に水道代ですね。
例えば、2.5×5mのプールで深さ1mまで水を入れるとすると、単純な容積は12.5㎥となります。
水道代を163円/㎥とすると、単純計算で上記のプールに水を張るたびにかかる水道代は、約2,100円です。
ちなみに、濾過機はプールの水が腐るのを遅らせるための装置であり、設置しない場合はさらに水道代がかさんでしまいます。
バーカウンター
ワンランク上の住宅に設置したい設備としては、“バーカウンター”も挙げられます。
お酒好きの方は、「自宅にバーカウンターがあれば…」という憧れを一度は抱いたことがあるでしょう。
自宅に設置するものは“ホームバー”とも呼ばれるもので、1人でリラックスできる空間としても、家族や友人とパーティを開く場所としても利用できます。
バーカウンターのリノベーション費用について
バーカウンターのリノベーションにかかる費用は、どれだけこだわりを反映させるかによって変わってきます。
例えば、複数人で楽しみたい場合には、広いバーカウンターが必要になりますし、座るカンターチェアも購入しなければいけません。
また、バーカウンターやチェアの素材にこだわるなら、さらに費用はかかるでしょう。
ただ、こだわりを存分に発揮させても、リノベーション費用は100万円以下に収まるケースがほとんどです。
トレーニングルーム
“トレーニングルーム”も、ワンランク上の住宅に設置したい設備・部屋の1つです。
ここ最近は、新型コロナウイルスの影響で、スポーツジムに通いたくても通えない方が増加しています。
よって、自宅にトレーニングルームを設置すれば、コロナ禍でも効率的な運動ができるでしょう。
トレーニングルームのリノベーション費用について
トレーニングルームのリノベーション費用は、導入するマシンの規模によって異なります。
小規模、中規模、大規模なトレーニングルームのリノベーションにかかる費用は、それぞれ以下の通りです。
規模 | リノベーション費用 |
小規模 | ・マシン導入費(ベンチ、ダンベル、ランニングマシンなど):70,000~80,000円程度 |
中規模 | ・床の補強工事:約12,000円/坪
・マシン導入費(ハーフラック、ベンチ、ホームビルダーセットなど):20万円前後 |
大規模 | ・部屋の解体、土間仕上げ:約100万円
・床、天井の補強工事:約12,000円/坪 ・マシン導入費(マルチステーションジム、サンドバッグなど)12~13万円程度 |
まとめ
ここまで、ワンランク上の住宅に設置したい設備とその設置費用について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
リノベーション費用にある程度余裕がある方は、前述した魅力的な設備の設置も検討しましょう。
自宅にいる時間が長くなっている昨今、“ずっといても飽きない家”を目指してリノベーションをするのは、とても重要です。
東京都台東区でリフォームやリノベーションをご検討の方は、ぜひ東宝ハウス城東にご相談ください。
常に皆さまの立場になって、より良いご提案をさせていただきます!